ダイワボウはマドを開けて下落、4~12月期最終赤字転落を嫌気
ダイワボウホールディングス<3107>はマドを開けて下落。8日の取引終了後に23年4~12月期連結決算を発表。売上高、営業利益ともに前年同期比で増加したものの、最終損益が前年同期の黒字(123億9800万円)から一転41億9800万円の赤字に転落して着地しており、これを嫌気した売りが優勢となっている。
減損損失など特別損失を計上したことが響いた。売上高は前年同期比5.9%増の6752億7100万円、営業利益は同6.4%増の189億1300万円だった。パソコンなどのデバイス製品を中心に周辺機器やサービス・サポートを組み合わせた付加価値の高い提案やクラウドサービスの拡充が奏功し、主力のITインフラ流通事業が堅調に推移した。