株価指数先物【昼】 ソフトバンクGが日経平均株価をけん引

市況
2024年2月9日 12時05分

日経225先物は11時30分時点、前日比160円高の3万7020円(+0.43%)前後で推移。寄り付きは3万7090円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7095円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に付けた3万6900円を安値にロングの勢いが強まり、中盤にかけては3万7280円まで買われる場面も見られた。買い一巡後は利益確定の流れから上げ幅を縮めたものの、3万7000円辺りでの底堅い値動きを継続している。

日経225先物は、8日の米国市場でアーム・ホールディングス<ARM>が47%を超える上昇となるなか、昨夕決算を発表したソフトバンクグループ <9984> [東証P]の急伸が支援材料となった。ソフトバンクGが日経平均株価をけん引したほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]など、指数インパクトの大きい値がさ株の一角が指数を押し上げる格好となった。

ただし、買い一巡後は3連休を前に利益確定の動きも入りやすく、終盤にかけては上げ幅を縮めていた。SQに絡んだ商いについては、日経平均型が570億円、TOPIX型は37億円ほどの買い越しと推計されている。SQ値は概算で3万7018円07銭であり、後場はこう着が見込まれるものの、同水準での底堅さが意識されるようだと、ショートカバーを誘発する流れもありそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.45倍に上昇した。一時14.49倍まで切り上げており、1月23日の高値14.43倍を突破し、昨年7月半ば以来の水準となった。昨年6月高値14.69倍を意識したNTロングの流れが強まりやすいだろう。

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