ハイテク株堅調でナスダック好調もダウはマイナス圏=米国株概況

市況
2024年2月10日 6時44分

ハイテク株堅調でナスダック好調もダウはマイナス圏=米国株概況

きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅マイナス圏となった。ナスダックはハイテクの強さもあり、朝から堅調で、まちまちな展開。終値はダウ工業株30種平均が54.64ドル安の3万8671.69ドル、ナスダック総合指数が196.95高の1万5990.66、S&P500が28.70高の5026.61。

ダウ平均は朝から小幅マイナス圏スタート。ディズニーなどの売りが見られた。一時38567.9ドルと前日比150ドル超の下げとなったが、その後買い戻しが入り、午後は前日終値に後10ドル弱に迫るところまで盛り返す場面も見られた。

13銘柄が上昇、17銘柄が下落とまちまちな展開で、ディズニー、キャタピラー、シェブロンアムジェンなどが売られていた。一方ハイテクは強く、ダウ採用銘柄でもインテル、IBM、マイクロソフトがしっかりとなった。

ナスダックは序盤からプラス圏で、1.25%高で引けるなど堅調。上記以外のGAFA関連では、アマゾン、アルファベット(グーグル)、テスラが2%超えの上昇。エヌビディアに至っては3.58%の上昇。

その他銘柄では金融技術のアファーム・ホールディングスが決算を受けて10%超の下げ、決算絡みでは子供服小売りのチルドレンズプレイスも軟調。決算見通しの弱さに加え、CEO後退報道も重石となったオンライン旅行会社エクスペディアも売りが出た。

M&A関連報道で買いが出たドア製造のメイソナイト・インターナショナルが35%の大幅高。6日の格下げ報道で警戒感が出た米地銀ニューヨークコミュニケーションバンコープは様子見ムードで前日終値前後での推移を経て16.95%高まで上昇して引けている。

アファーム・ホールディングス<afrm> 43.86(-5.36 -10.89%)

ニューヨーク・コミュニティー・バンコープ<NYCB> 4.90(+0.71 +16.95%)

チルドレンズ・プレイス・リテール・ストアーズ<PLCE> 12.51(-7.25 -36.68%)

エクスペディア・グループ<expe> 131.11(-28.36 -17.78%)

メイソナイト・インターナショナル<door> 130.51(+33.90 +35.09%)

マイクロソフト<MSFT> 420.55(+6.44 +1.56%)

アマゾン<AMZN> 174.45(+4.61 +2.71%)

アルファベットC<GOOG> 150.22(+3.00 +2.04%)

テスラ<TSLA> 193.57(+4.01 +2.12%)

エヌビディア<NVDA> 721.33(+24.92 +3.58%)

ディズニー<DIS> 108.39(-2.15 -1.94%) 

シェブロン<CVX> 151.04(-3.02 -1.96%)

キャタピラー<CAT>  317.16(-4.84 -1.50%)

ウォルグリーン<WBA> 22.24(-0.30 -1.33%) 

インテル<INTC> 43.31(+0.81 +1.91%)

アムジェン<AMGN> 291.12(-3.73 -1.27%)

IBM<IBM> 186.34(+1.98 +1.07%)

MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.