エヌビディア、アマゾンの時価総額を抜く=米国株個別

材料
2024年2月13日 1時15分

(NY時間11:00)(日本時間01:00)

エヌビディア<NVDA> 741.31(+19.98 +2.77%)

アマゾン<AMZN> 174.07(-0.38 -0.22%)

本日もエヌビディア<NVDA>が上値追いを続け、最高値を更新する中で、同社の時価総額は1兆8191億ドル(約272兆円)まで拡大し、アマゾン<AMZN>の1兆8038億ドル(約268兆円)を抜いた。マイクロソフト<MSFT>、アップル<AAPL>、アルファベット<GOOG>に次ぐ第4位となった。

AI向けチップへの期待から同社株は上げが続いている。来週は11-1月期決算の発表が予定され、市場も期待を高めている。前回8-10月期決算の時は予想を上回る好調な内容だったものの、同社株は事前に急伸していたこともあり、発表後は売りに押される反応を見せていた。今回も、特にデータセンター部門で力強い内容が期待されている一方、足元の株価は上昇は続いているものの、前回ほどの過熱感はない。

なお、フアンCEOが本日ドバイで開かれている「世界政府サミット」に出席し、向こう数年間におけるコンピューター技術の発達によりAIの開発コストは抑制されるとの見通しを示していた。オープンAIのアルトマンCEOはAIプロジェクト向けに7兆ドルの調達を目指していると一部で報じられているが、そうした水準を遥かに下回るというのが同CEOの見解のようだ。

「コンピューターの購入台数が増えることだけを想定してはいけない。コンピューターが高速化し、それにより必要とする総量があまり多くならなくなることも想定する必要がある」と述べた。同社のAIアクセラレーター製品は最も需要が高く、そうした製品はますます高速化しているとし、半導体業界がAI関連コストを引き下げると確信していると述べている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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