NY株式:NYダウは125ドル高、利益確定売りに押される

市況
2024年2月13日 7時17分

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は125.69ドル高の38,797.38ドル、ナスダックは48.12ポイント安の15,942.55で取引を終了した。

高値警戒感に売られ、寄り付き後、下落。その後、今週発表の重要インフレ指標が連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げをより確実にするとの期待に長期金利低下に連れ、上昇に転じた。ダウは終日堅調に推移し、終盤にかけインフレ指標発表を控えた利益確定売りも見られ失速したものの連日で過去最高値を更新。ハイテクは再び下落し、まちまちで終了した。セクター別では耐久消費財・アパレル、銀行が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

石油・天然ガス企業のダイヤモンドバック・エナジー(FANG)は同業のエンデバー・エナジー買収で合意したことが明らかになり、大幅高。また、ホームセンター運営のロウズ(LOW)や飲料会社のペプシコ(PEP)はアナリストの投資判断引き上げで、それぞれ上昇した。地銀のバレー・ナショナル・バンコープ(VLY)は商業用不動産への懸念が緩和し、堅調推移。

電動トラックなどのメーカー、リビアン・オートモーティブ(RIVN)はアナリストが電気自動車需要の圧力を理由に同社の投資判断、目標株価を引き下げ、下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は国内で特定期間、特定のモデルY車の割引を発表し、売られた。

半導体のエヌビディア(NVDA)は人工知能(AI)半導体急拡大で時価総額がオンライン小売のアマゾン(AMZN)を抜き、国内市場で第4位に浮上した。

(Horiko Capital Management LLC)

《ST》

提供:フィスコ

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