リソルホールディングス---3Qは2ケタ増収・大幅増益、通期予想の上方修正を発表

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2024年2月13日 16時32分

リソルホールディングス<5261>は9日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.9%増の198.07億円、営業利益が同127.1%増の21.67億円、経常利益が同130.5%増の20.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同266.0%増の18.62億円となった。

ホテル運営事業では、インバウンド・国内旅行・ビジネスの3つのバランスを見極めながらうまく調整を図ったことで業績は好調に推移した。

ゴルフ運営事業では、新規ゴルフ場(関西CC、三木よかわCC、望月リソルGC、有田リソルGC、入間CC)による運営収入の増加や、ゴルフ会員権販売が好調を継続したことで業績は順調に推移した。

リソルの森(CCRC)事業では、新規インバウンドツアーの販売ルート開拓に注力したことによる「ゴルフ&ステイ」の利用や研修プログラム内容の充実を図ったことによる研修等団体利用などが増加した。

福利厚生事業では、新規顧客開拓を図るための外部提携や「精算システム」(利用実績に応じて補助金を精算・返金する透明性の高い料金体系)、「プラスユアチョイス」(提携外の施設も利用可能なカスタマイズ性の高いプラン)、「直営施設」(ホテル・ゴルフ場等の優待価格、出張・企業研修の限定プラン提供)などの独自の強みによる差別化提案を図ったことで、会員企業の新規契約の成約や内定が順調に増加した。

再生エネルギー事業では、福島石川太陽光第四設備の開発を推進した。

投資再生事業では、現在、運営事業の収益が大幅に改善する中、今後の経営環境を見据えながら投資再生案件の判断を継続的に進めている。

2024年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比15.6%増(前回予想比4.1%増)の255.00億円、営業利益が同547.7%増(同13.5%増)の21.00億円、経常利益が同937.7%増(同21.9%増)の19.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同107.5%増(同15.4%増)の15.00億円としている。

《SI》

提供:フィスコ

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