CCTは一時S高、24年12月期は営業利益38%増を見込む
コアコンセプト・テクノロジー<4371>は一時ストップ高。13日の取引終了後に発表した24年12月期連結業績予想で、売上高208億5600万円(前期比31.0%増)、営業利益23億9800万円(同37.5%増)、純利益16億4600万円(同26.3%増)と大幅増収増益を見込むことが好感されている。
DX支援でアウトバウンド営業や「Orizuru」の機能拡充、クラウドソリューションのプロダクト拡大に注力し、製造業・建設業・物流業を中心とした既存顧客の拡大と新規顧客の開拓を進める方針。一方のIT人材調達支援は、引き続き営業人員増強による大手SIerとの取引拡大を進めるほか、地方の中小IT企業を対象とした「Ohgi」のアウトバウンド開拓やM&Aに取り組み、一般人材からハイバリュー人材まで人材提案の幅の拡大を図るとしている。
なお23年12月期決算は、前期は単独決算のため単純比較はできないものの、売上高159億2100万円、営業利益17億4400万円、純利益13億300万円となった。
また同時に、外観検査AIソリューションを手掛けるPros Cons(東京都江東区)の全株式を16日付で取得し子会社化すると発表。あわせてSAPジャパン(東京都千代田区)とパートナー契約を締結し、本格的なERPソリューション展開を開始すると発表しており、これらも好材料視されている。