品川リフラクトリーズ---3Qは2ケタ増収増益、全てのセグメントが売上高・利益ともに増加

材料
2024年2月14日 10時34分

品川リフラクトリーズ<5351>は2日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.7%増の1,091.30億円、営業利益が同31.5%増の108.42億円、経常利益が同29.3%増の115.49億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同94.1%増の126.18億円となった。第1、2四半期累計期間に引き続き売上高・各段階利益共に第3四半期累計期間の過去最高業績を更新した。

耐火物事業の売上高は前年同期比21.4%増の746.30億円、セグメント利益は同58.9%増の64.54億円となった。原料費の高止まり、燃料費・電力費の高騰を踏まえた販売価格の改定と販売構成の改善によるスプレッドの拡大、新たに加わったブラジル耐火物事業の業績が寄与したこと、国内外への拡販活動等により、増収増益となった。

断熱材事業の売上高は同0.5%増の136.87億円、セグメント利益は同2.6%増の25.74億円となった。国内の半導体関連製品の販売は減少したものの、国内外のプラント向け耐火断熱れんがの販売増加等により、増収増益となった。

セラミックス事業の売上高は同67.0%増の26.89億円、セグメント利益は同86.1%増の1.77億円となった。新たに加わった米国耐摩耗性セラミックス事業の業績が寄与したこと等により、増収増益となった。

エンジニアリング事業の売上高は同4.7%増の188.18億円、セグメント利益は同0.8%増の11.99億円となった。各所工事案件の増加等により、増収増益となった。

その他事業の売上高は同1.1%増の6.76億円、セグメント利益は同4.9%増の4.05億円となった。

2024年3月期通期については、売上高が前期比16.0%増の1,450.00億円、営業利益が同33.7%増の145.00億円、経常利益が同30.9%増の150.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同80.6%増の150.00億円とする9月7日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.