ファーストAが急騰演じる、経理業務のAIソリューションで需要捉え業績絶好調
ファーストアカウンティング<5588>が急騰、前日比22%高の2215円まで上値を伸ばす場面があった。昨年9月下旬に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、人工知能(AI)技術を活用して経理業務の自動化を担うビジネスを展開する。同社が提供する経理AIソリューションサービス「Robota」シリーズや、請求書処理AIプラットフォーム「Remota」が企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要をとらえ業績を牽引。また、昨年10月に導入されたインボイス制度が同社の活躍機会を高めている。そうしたなか、13日取引終了後に発表した24年12月期業績予想は売上高が前期比34%増の16億5300万円、営業利益が同33%増の1億6700万円と大幅な伸びを見込んでおり、これを材料視する形で投資資金が集中した。