フロンテオがもみ合い上放れ、認知症・うつ病の診断支援AIプログラムで塩野義と戦略的業務提携
FRONTEO<2158>に大口の投資資金が流入、気配値でのスタートとなり600円台半ばのもみ合いを上放れる動きをみせている。人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業のほか、自然言語解析AIなどで医療分野にも積極展開し業容拡大に取り組んでいる。14日取引終了後、塩野義製薬<4507>と認知症・うつ病の診断支援AIプログラム事業に関する戦略的業務提携契約を締結したことを発表、これが株価を刺激する格好となった。また、同日発表した24年3月期第3四半期(23年4~12月)決算は営業損益が6億8000万円の赤字(前年同期は6億3500万円の赤字)だったが、10~12月期でみると1億2200万円の赤字で前年同期の4億1100万円の赤字から大幅な改善をみせている。