バンナムHD大幅安、新作タイトルの評価損で今期営業益予想引き下げ
バンダイナムコホールディングス<7832>が大幅安。14日の取引終了後に24年3月期連結業績予想の修正を発表。営業利益を1250億円から820億円(前期比29.6%減)へ引き下げており、これが嫌気されている。
オンラインゲームの新作タイトルに関わる評価損に加え、次期中期計画を見据えタイトル編成の見直しを行ったことによる処分損を計上したことが要因。売上高見通しは従来予想(同1.0%増の1兆円)を据え置いた。なお、保有する東映アニメーション<4816>株の一部売却に伴い特別利益の計上を予定しているが、現時点で売却価格が決定していないため、純利益見通しは910億円から未定(前期903億4500万円)に変更した。