日本情報クリエイト---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、売上高は過去最高を更新

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2024年2月15日 13時31分

日本情報クリエイト<4054>は14日、2024年6月期第2四半期(23年7月-12月)連結業績決算を発表した。売上高が前年同期比14.3%増の20.29億円、営業利益が同104.6%増の2.60億円、経常利益が同49.0%増の2.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.2%増の0.42億円となった。第2四半期累計の売上高としては、過去最高を更新した。

仲介ソリューションの売上高は7.89億円となった。自社ホームページ集客を支援する「WebManagerPro」や、不動産ポータルサイト集客を支援する「物件データ連動」、不動産契約の電子化を支援する「電子契約サービス」等、仲介業務の課題解決となるサービスの提案を積極的に行ってきた。フリーミアム戦略として現在無償で提供している業者間物件流通サービス「不動産BB」を導入済の顧客に対して、データの二次活用としてのサービス提案を積極的に行い、無償から有償への切り替えも促進してきた。不動産ビッグデータ関連では、賃貸管理データに基づく家賃推移・空室率を指数化した「CRIX」のデータ提供の開始、不動産ビッグデータとAIを駆使することで、賃貸住宅ごとに異なる高度な「満室戦略レポート」をWEB上で作成できる賃貸管理会社の営業支援DXサービスの提供を開始している。また、グループ企業であるリアルネットプロが提供する業者間物件流通サービス「リアプロ」を有償で利用する顧客からの月額利用料も順調に積み上がった。

管理ソリューションの売上高は12.18億円となった。売上のメインとなる「賃貸革命」の新規顧客への販売、既存顧客へのバージョンアップ、オプション追加等積極的に提案してきた。また、解約率については継続して低位で安定していることから、月額利用料も堅調に積み上がった。

2024年6月期通期の業績予想については、売上高が前期比16.7%増の44.00億円、営業利益が同112.3%増の7.00億円、経常利益が同86.2%増の7.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同105.1%増の3.80億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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