ハルメクはS安で上場来安値更新、今期は一転最終減益の見通しに修正し見切り売り促す
ハルメクホールディングス<7119>はストップ安の水準となる前営業日比300円安の967円に売られ、上場来安値を更新した。14日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しは14億円から4億円(前期比67.9%減)に引き下げた。増益予想から一転、減益の計画となり、見切り売りを促した。
今期の売上収益は320億円から310億円(同7.9%増)に見直した。ハルメク誌の年間延べ読者数の減少が見込まれるほか、ソフトウェア資産の減損損失の計上も響く。4~12月期の売上収益は前年同期比10.5%増の253億6600万円、最終利益は同22.8%減の10億4000万円だった。