ジーニー---3Qは2ケタ増収増益、3Q累計の売上総利益は過去最高を更新

材料
2024年2月16日 12時32分

ジーニー<6562>は13日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比24.9%増の58.92億円、売上総利益が同20.0%増の45.20億円、営業利益が同54.1%増の12.36億円、税引前利益が同28.2%増の10.79億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同35.5%増の8.61億円となった。

広告プラットフォーム事業の売上収益は前年同期比7.7%増の31.35億円、セグメント利益は同0.8%増の16.07億円となった。下期に収益が拡大する傾向があり、サプライサイドビジネスにおける動画フォーマットの拡大が業績に寄与した。さらに、デマンドサイドビジネスでは、ユーザーの興味に合わせて複数の商品やサービスをレコメンド配信できるダイナミック広告に強みを持つ「KANADE DSP」を2023年の6月に事業譲受した。これにより、ダイナミック広告の領域でも業績を伸ばした。

マーケティングSaaS事業の売上収益は同43.3%増の19.73億円、セグメント利益は1.77億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。SFA/CRMにおいては、エンタープライズ層の新規顧客獲得を進め、また当該顧客層からの受託開発件数も順調に伸びている。

海外事業の売上収益は同62.9%増の9.50億円、セグメント利益は同41.4%減の1.80億円となった。2023年2月に子会社化したZelto,Inc.の事業基盤強化に向けたPMIを同社主導で進め、事業拡大を図っている。

2024年3月期通期の業績予想については、売上収益が前期比30.1%増の84.00億円、売上総利益が同28.4%増の66.00億円、営業利益が同26.7%減の18.00億円、税引前利益が同34.2%減の15.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同38.5%減の13.00億円とする11月9日発表の修正計画を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.