NY外為:ドル伸び悩む、ボスティック米アトランタ連銀総裁、警戒姿勢の維持必要と慎重

通貨
2024年2月17日 1時37分

アトランタ連銀のボスティック総裁はCNBCとのインタビューで、「1月PPIは若干驚いたが、インフレは改善してきた」と言及した。また、インフレの2%目標が速やかに達成できるとは思わない、我々は辛抱強くなる必要がある、主張した。予想を上回った・米1月生産者物価指数(PPI)後、初めてのFRBの見解となる。同総裁はさらに本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有している。

同総裁はまた、インフレがかなり改善したが、様々なリスクが存続しており、引き続き警戒姿勢が必要だと慎重な姿勢を再表明した。また、経済には依然、かなりの勢いがあり、インフレ圧力を緩和させるため、まだやるべきことがあると言及。

年2回の利下げ見通しだが、データ次第では3回の利下げや、もし、経済が強ければ、利下げ先送りも支持する姿勢を示した。

米国債相場は軟調。10年債利回りは4.30%で推移した。ドルは伸び悩み。ドル・円は150円26銭で底堅く推移。ユーロ・ドルは1.0774ドルで高止まりとなった。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.