10万円以下で買える、増収増益&低PER 25社 【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では289銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、23年4-12月期に増収増益を達成し、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が16倍台で推移する市場平均を下回る銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額500億円以上、(3)4-12月期に売上高と経常利益が前年同期比で増加、(4)予想PERが16倍未満――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは16日現在)
なお、18日(日)16時に「10万円以下で買える、増収増益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増収率 4-12月期 増益率 4-12月期 PER
<9432> NTT 18320 1.5 9716856 1.8 1556842 12.3
<1786> オリエン白石 36800 14.5 49295 24.6 5143 11.6
<8600> トモニHD 38500 14.5 64195 7.2 16044 6.0
<1821> 三井住友建設 40400 5.9 353058 339 8351 15.8
<7211> 三菱自 44930 14.3 2063855 7.3 165998 4.8
<3679> じげん 49300 29.0 16920 34.8 3843 14.0
<7201> 日産自 55720 22.3 9171406 42.0 540123 5.3
<3232> 三重交HD 59200 6.2 69704 33.7 6540 13.5
<8368> 百五銀 59200 13.7 85234 11.1 16632 10.0
<7246> プレス工 64500 10.3 151446 18.4 11413 8.4
<4680> ラウンドワン 68200 11.8 113393 50.1 13232 13.1
<8544> 京葉銀 70900 8.4 54827 2.3 13131 8.3
<8334> 群馬銀 75650 17.6 156066 14.2 33909 9.9
<2331> ALSOK 78690 5.9 378990 10.4 29298 15.4
<1720> 東急建設 79200 2.1 205198 113 3474 14.7
<7184> 富山第一銀 85600 10.0 29104 37.2 9127 10.9
<9412> スカパーJ 90100 2.7 91022 22.2 20934 15.5
<4552> JCRファ 93000 26.3 33718 39.6 7388 15.9
<1332> ニッスイ 93090 8.2 625481 7.0 27780 12.3
<6741> 信号 94900 6.3 57105 8.4 2151 12.6
<4220> リケンテクノ 96100 2.2 94271 16.1 7022 8.3
<3941> レンゴー 98040 7.2 691742 73.3 45089 7.6
<3289> 東急不HD 98890 11.9 717821 24.7 68000 11.0
<7241> フタバ 99300 18.5 610166 541.0 15609 7.4
<3167> TOKAI 99400 0.3 164676 33.8 8968 15.3
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増収率・増益率が%、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース