株価指数先物【昼】 短期売買が中心でトレンドは出にくい

市況
2024年2月20日 12時01分

日経225先物は11時30分時点、前日比90円安の3万8430円(-0.23%)前後で推移。19日の米国市場が祝日で休場のため手掛かり材料に欠けるなか、寄り付きは3万8500円と、小動きで始まった。その後は3万8430円~3万8560円辺りでの保ち合いを継続するなか、中盤にかけてリバウンド基調が強まり、一時3万8730円まで買われた。ただし、買い一巡後は急速に値を下げる動きとなり、3万8360円まで売られる場面も見られた。短期的なトレードとみられ、売り一巡後は3万8400円水準での推移を継続している。

日経225先物は小動きで始まり、しばらくは前日の終値水準での膠着が続いていた。そんな中、中国人民銀行が住宅ローン金利の引き下げを発表したと伝わり、中国の景気刺激策を材料視したロングが強まった。ただし、上海総合、ハンセン指数いずれも弱含みで始まるなか、その後はロングを外す動きとともに、ショートを誘う格好になったようだ。もっとも、短期的なトレードが中心とみられ、午前中の荒い値動きで需給整理は一巡していると考えられる。そのため、後場は狭いレンジでの推移になりそうだ。グローベックスの米株先物は小幅ながらマイナス圏で推移していることからショートを誘い込みやすい面もあろうが、短期的なトレードのため、終盤にかけてはショートカバーに向かわせそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.58倍に上昇した。朝方に14.52倍まで下がり、ボリンジャーバンドの+1σ(14.51倍)水準まで調整したこともあり、改めてNTロングを組成するタイミングとなった。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.