日本エアーテック---23年12月期は増収、半導体の設備投資活発化が追い風

材料
2024年2月21日 17時04分

日本エアーテック<6291>は14日、2023年12月期決算を発表した。売上高が前期比3.6%増の136.46億円、営業利益が同36.0%減の7.07億円、経常利益が同27.7%減の10.10億円、当期純利益が同28.0%減の7.31億円となった。

クリーンルームの売上高は前年同期比8.7%増となった。感染症研究関連のクリーンルーム及び再生医療分野の細胞加工用クリーンルーム等が増加し、電子部品製造関連クリーンルーム及びメンテナンスも増加した。

クリールーム機器の売上高は同14.2%増となった。半導体、電子分野の設備投資の活発化に伴い半導体分野向け「フィルターユニット」及び電子分野向け「エアーシャワー」が増加した。

クリーンブースの売上高は同4.0%増となった。各種クリーンブースや製造装置等へ取り付ける「SS-MAC」が増加するなどした。

クリーンベンチの売上高は同33.2%減となった。電子分野向けの大型装置が減少した。

バイオロジカリー機器の売上高は同7.6%減となった。感染症対策用機器の需要が一巡した。

据付・保守サービスの売上高は同2.5%減となった。搬入・据付作業を伴わない半導体分野の機器売上などが増加した。

その他製品の売上高は同17.7%増となった。半導体製造装置メーカー向けの特殊品などが増加した。

クリーンサプライ商品の売上高は同17.8%増となった。クリーンルーム内で使用される「棚及び作業台」等の売上が増加した。

2024年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.1%減の135.00億円、営業利益が同27.3%増の9.00億円、経常利益が同8.9%増の11.00億円、当期純利益が同9.3%増の8.00億円を見込んでいる。

《SO》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.