本日注目すべき【好決算】銘柄八洲電機、レイ、ＭＯＲＥＳＣ (21日大引け後発表分)

注目

2024年2月22日 7時01分

2月21日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→38億円に8.6％上方修正。増益率が19.5％増→29.7％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。昨年12月に上方修正した後も、プラント事業を中心に業績が引き続き好調に推移していることを反映した。

併せて、特別株主優待を実施すると発表。24年3月末の株主を対象にジェフグルメカード(500～7000円分)を贈呈する。

◆24年2月期の連結経常利益を従来予想の13億円→17億円に30.8％上方修正。増益率が5.9％増→38.5％増に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。西部沢井薬品との統合効果に加え、主力の調剤薬局事業で既存店の処方箋応需枚数が前年実績を上回る水準が続いていることを織り込んだ。

業績好調に伴い、年間配当を従来計画の40円→45円(前期は40円)に増額修正した。

◆24年2月期の期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は15円)に大幅増額修正した。今期業績が堅調に推移していることを踏まえ、株主への利益配分を増やす。期末配当利回りは3.43％に上昇。権利付き最終日の27日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

ＭＯＲＥＳＣＯ <5018> [東証Ｓ]　　★今期経常を13％上方修正

◆24年2月期の連結経常利益を従来予想の16億円→18億円に12.5％上方修正。増益率が53.0％増→72.1％増に拡大する見通しとなった。中国の内需回復遅れや国内の一部顧客における需要減少などの影響で売上高は計画を下回るものの、持ち分法投資利益や為替差益を計上したことで経常利益は上振れする。

併せて、27年2月期に営業利益27億円(24年2月期計画は11.2億円)を目指す中期経営計画を発表。また、発行済み株式数の0.87％にあたる8万株または1億円を上限に自社株買いを実施することも明らかにした。

株探ニュース

{{series_title}}