【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数、予想外に前回から減少、ドル買い強まる
米先週分新規失業保険申請件数は前週比1.2万件減の20.1万件と、前回21.3万件から増加予想に反し減少し、1月中旬来で最低となった。失業保険継続受給者数も186.2万人と、前回188.9万人から減少しやはり1月中旬来で最低。
同時刻に発表された1月シカゴ連銀全米活動指数は-0.3と、3カ月ぶりのマイナスに落ち込んだ。
労働市場が引き続きひっ迫している新たな証拠となり利下げ観測も後退。米国債相場も続落し、10年債利回りは4.348%まで上昇し、昨年12月来で最高となった。ドル買いも強まり、ドル・円は150円40銭から150円60銭まで上昇し、16日来の円安・ドル高。ユーロ・ドルは1.0849ドルから1.0817ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2670ドルから1.2631ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・1月シカゴ連銀全米活動指数:-0.3(予想:-0.22、12月:+0.02←-0.15)
・米・先週分新規失業保険申請件数:20.1万件(予想:21.6万件、前回:21.3万件←21.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:186.2万人(予想:188.5万人、前回:188.9万人←189.5万人)
《KY》