金融緩和局面でのAIと成長への楽観論は「魔法のソースの材料」との警鐘も!

市況
2024年2月23日 22時54分

ストラテジストによると、金融緩和局面での、AI関連株の上昇と経済成長に対する楽観論は、株式市場をさらに上昇させる「魔法のソースの材料」だと警鐘を鳴らしている。

同ストラテジストはAIのベビーバブルが成長しつつあると指摘しているが、それはエヌビディア<NVDA>を始めとした、いわゆるマグニフィセント7と呼ばれる巨大IT・ハイテク株が過去12カ月のS&P500の上昇の60%以上を占めている点が背景にあるという。

FRBの利下げ期待も株式市場を押し上げているが、インフレと利回りが急上昇が巨大IT・ハイテク株の上昇を一気に冷え込ませる危険性のあるカタリストとして迫っていると注意を喚起している。

一方、別のストラテジストからは、今回の株高はあくまでIT・ハイテク株の業績見通し改善が背景にあるため、そうした懸念は誇張し過ぎているとの主張も出ていた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.