ACCESSがS高、NTTのIOWNを安保に活用と報じられ思惑的買い向かう
ACCESS<4813>が急反発しストップ高の1088円に買われている。23日付の日本経済新聞朝刊で「防衛省は今春にも民間の次世代通信技術を安全保障に活用するための計画をつくる。NTTが開発中の次世代通信基盤『IOWN(アイオン)』を第1弾に想定する」と報じられたことを受けて、昨年12月12日に日本電信電話<9432>と「IOWN」の実現に向けて資本・業務提携すると発表した同社に思惑的な買いが向かっているようだ。
記事によると、ミサイル攻撃情報の早期共有や電磁波を使った新作戦などに企業の先端技術を生かす取り組みの第1弾という。IOWNは光通信技術で通信網を築く構想で、24年の仕様確定、30年の実現を目指している。実用化されればデータ転送容量は現在の125倍、電力効率は100倍になると想定されている。