1月の米新築住宅販売件数 予想下回るも前回からは増加 市場の反応は限定的
日本時間0時に発表になった1月の米新築住宅販売件数は年率換算で66.1万件と予想こそ下回ったものの、前回からは増加した。住宅ローン金利の低下が前回に引き続き後押したようだ。足元は再上昇しているものの、1月の住宅ローン金利は月間で7%前後で安定していた。
2024年の住宅市場は住宅ローン金利低下により建設業者のセンチメントを押し上げ、中古市場にも一定の牽引力をもたらしている。しかし、FRBが借り入れコストの引き下げを急がないため、金利は再び上昇に転じている。
特に市場の反応は限定的。
*米新築住宅販売件数(1月)00:00
結果 66.1万件
予想 68.5万件 前回 65.1万件(66.4万件から修正)
中間価格 42.07万ドル(41.31万ドル)
平均価格 53.43万ドル(49.34万ドル)
在庫水準 8.1カ月分(9.2カ月分)
()は前回
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美