テクノスJが物色人気化、今期配当計画の増額を好感し出直り急
テクノスジャパン<3666>が底値圏から急速に出直る動きをみせている。同社はERP(統合基幹システム)、CRM(顧客管理システム)の導入支援など企業のDXコンサルティングを展開するほか、企業と企業を結ぶデータ基盤プラットフォームでサプライチェーン効率化を実現するCBPにも注力、業績は2ケタ増収増益基調が続いており、24年3月期は営業利益段階で前期比11%増の14億4000万円を予想している。そうしたなか、27日取引終了後、今期配当(期末一括)予想の修正を発表、従来計画の16円から18円(前期は15円50銭)に増額しており、好業績を背景とした株主還元強化を評価する買いを呼び込んでいる。