東京株式(前引け)=反落、様子見ムードも下げ幅限定的

市況
2024年2月28日 11時48分

28日前引けの日経平均株価は前営業日比47円53銭安の3万9191円99銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は9億6731万株、売買代金概算は2兆4836億円。値上がり銘柄数は966、値下がり銘柄数は629、変わらずは56銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は総じて利益確定売りが優勢となり、日経平均株価は3万9000円台前半で売り物をこなす展開となった。前日の米国株市場でNYダウが続落したことを受け見送りムードに。29日に発表される1月の米PCEデフレーターを前に積極的に上値を買い進む動きはみられない。ただ、下値では押し目買い需要が活発で下げは小幅にとどまっている。電力株や石油株などエネルギー関連が高いほか鉄鋼などのバリュー株にも買いが入った。値上がり銘柄数が値下がりを上回り全体の6割近くを占めている。

個別では三井E&S<7003>が商いを膨らませ急伸をみせたほか、東京電力ホールディングス<9501>も活況高。TOWA<6315>が大幅高となり、野村マイクロ・サイエンス<6254>の上げ足も目立つ。ディー・エヌ・エー<2432>はストップ高カイ気配。ケアネット<2150>も値を飛ばした。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが利食われ、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。三菱重工業<7011>が値を下げ、任天堂<7974>も売りに押された。サイボウズ<4776>が急落、バロックジャパンリミテッド<3548>も大幅安。オムロン<6645>の下げも目を引く。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.