三菱食品が3日ぶり大幅反発、日本KFC売却報道で三菱商の系列企業に関心が向かう
三菱食品<7451>が3日ぶりに大幅反発し、昨年来高値を更新した。同社の筆頭株主である三菱商事<8058>は2月に入り、ローソン<2651>の経営をKDDI<9433>と共同方式で進める方針に切り替えた。また、28日には日本KFCホールディングス<9873>の全保有株式の売却を検討していることも報じられた。三菱商の生活産業領域での事業資産の売却や親子上場の解消に向けた取り組みが加速するとの思惑が広がるなか、同社の子会社や持ち分法適用関連会社に対して企業価値向上への期待が膨らむ形となり、投資家の注目度が高まりつつあるようだ。カンロ<2216>やライフコーポレーション<8194>、日本食品化工<2892>などが高い。