株価指数先物【昼】 日経平均型優位のなかでヘッジ対応にカバーの動き

市況
2024年3月1日 12時05分

日経225先物は11時30分時点、前日比650円高の3万9910円(+1.65%)前後で推移。寄り付きは3万9350円と、シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(3万9300円)を上回る形で、買いが先行して始まった。買い一巡後に付けた3万9290円を安値に上昇基調が強まり、これといった調整を挟まずに、終盤にかけて一時3万9930円まで上げ幅を広げた。

日経225先物は、注目されていた1月の米個人消費支出(PCE)統計を無難に通過し、エヌビディア<NVDA>などハイテク株主導で上昇した米国市場の流れを引き継ぐ格好となり、東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する形で、日経平均型優位の展開となった。また、オプション権利行使価格の3万9375円、3万9500円、3万9625円、3万9750円、3万9875円を次々とクリアしたことで、ヘッジ対応に伴うロングの動きも強まったようである。週末要因から後場は膠着感が強まる可能性はあるものの、来週には3月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えるなか、ヘッジ対応の動きが一段と強まりそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.74倍に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引するなかで日経平均型優位の流れとなり、2月16日に付けた14.79倍に接近してきた。ボリンジャーバンドの+1σまでの調整を経てのリバウンドであり、+2σが位置する14.84倍辺りが意識されてきそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.