3月1日のカイカコインの動向、一時5円まで上昇

材料
2024年3月1日 15時13分

カイカコイン(CICC)は、2月中旬まで3.2円付近の底値圏で推移していたが、直近で水準を切り上げている。2月末に4円台に回復すると、その後も買い優勢の展開が続いて前日には一時5円まで上げ幅を広げた。テクニカル面では、出来高が増加する中、25日移動平均線及び75日線を上抜けており、目先は200日線を捉えにいく勢いとなっている。200日線を上抜けた場合、目先抵抗線は見当たらず、6円台までの上昇に期待がかかるか。ビットコインが史上最高値を超えて一時960万円まで上昇する中、出遅れ感のあった中小型のアルトコインにも資金が流入している可能性がある。

株式会社CAICA DIGITAL<2315>が2016年に発行した暗号資産である。2021年12月には国内暗号資産交換所Zaifでの利活用を盛り込んだホワイトペーパーを公開するなど、価値向上に向けての取り組みが継続的に実施されている。

2023年9月に新たなビジョンを掲げたライトペーパーを発表して以降、活動が特に活発化している。GameFiという新領域を中心に、Web3に関連した利用シーンを増やしており、子会社が運営するNFTのマーケットプレイス「Zaif INO」にて、NFTの購入支払に使えるようになった。また、飲食店情報サービスの「Eat&Smile」、新しい技術を活用したデータ保管サービスの「ブロックチェーンストレージサービス」における決済通貨に採用されるなど、他社サービスとの連携も実施している。

過去には、カイカコイン保有者へのエアドロップ(様々な暗号資産のプレゼント)や、高金利を付与するレンディングなども実施している。また、CICCについて説明するWebサイトが2023年末にリニューアルされている。上場企業が発行、運営する希少な暗号資産として、今後の動向に注目しておきたい。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.