日本ラッドがストップ高カイ気配、生成AI分野での展開力期待で業績は上振れ濃厚
日本ラッド<4736>に人気集中、150円高はストップ高となる1026円でカイ気配に張り付く人気となっている。2020年10月以来約3年5カ月ぶりとなる4ケタ大台乗せとなった。ビッグデータ分野に重心を置くシステムインテグレーターで創業50年以上の歴史を持つIT業界の古参ながら、先端技術の追究に余念がない。AIソリューションでは画像生成や音声合成などの先端分野の開発に注力し、チャットGPTを使った単一特許に対する要約アプリや、特許審査基準に対するQAアプリの開発に成功している。24年3月期営業利益は前期比74%増の1億5000万円予想と急拡大見通しにあるが、第3四半期時点で通期計画を超過していることから、一段の上振れが濃厚とみられる。