株価指数先物【昼】 4万円を割り込み短期ショートを誘い込む

市況
2024年3月5日 12時06分

日経225先物は11時30分時点、前日比200円安の3万9950円(-0.49%)前後で推移。寄り付きは4万0020円と、シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(4万0105円)を下回る形で、売りが先行した。現物の寄り付き直後に3万9970円まで売られ、売り一巡後は4万0070円まで買い戻される場面も見られた。ただし、4万円の大台をキープできず、短期的なショートが入る格好から、中盤には3万9840円まで下落幅を広げた。終盤にかけてはショートカバーが優勢となり、やや下げ渋る動きをみせている。

日経225先物は、米国市場の流れを受けて売りが先行した。米国では半導体株が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底堅さが期待されたが、アドバンテスト <6857> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]など値がさハイテク株が利食い優勢となったこともあり、短期的なショートを誘う形となった。ただし、ハイテク株の下げも直近の上昇に対する利食いの範囲内であるほか、2月の既存店売上高を発表したファーストリテイリング <9983> [東証P]が日経平均型を下支えするなか、後場はカバーを誘う流れが意識されそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.73倍に低下した。NTロングを巻き戻す動きが優勢となっているが、ボリンジャーバンドの+1σが16.70倍辺りまで上昇しており、同水準まで低下をみせてくるようだと、再びNTロングに振れやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.