<動意株・5日>(大引け)=Kudan、ピアラ、まんだらけなど

材料
2024年3月5日 15時09分

Kudan<4425>=ストップ高。正午ごろ、エヌビディア<NVDA>のエッジAIプラットフォーム向け「Kudan Visual SLAM」(KdVisual)をリリースすると発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。エヌビディアのエッジAIプラットフォーム「Jetson」は、生成AIを含むあらゆるAI技術のために提供されているGPU付きプラットフォーム。今回、Jetson向けに、深層学習技術も盛り込んだKdVisualに対する最適化開発を完了したことで、Kudanとエヌビディアの顧客となるロボット・自動運転・デジタルツインなどの開発者は、従来のLiDARに加えてカメラを使用する環境においても、両社双方の製品能力を最大限に引き出した製品開発ができるようになったという。

ピアラ<7044>=一時急伸。4日の取引終了後、外部委託先でマーケティングコンサルティング事業を展開するジョシュアツリー(東京都目黒区)の全株式を3月8日付で取得し子会社化すると発表しており、これを好感した買いが入っている。今回の子会社化は、人員拡充を図るとともに、顧客獲得の納品強化や異業種実績への対応、両社のノウハウ及びデータ共有によるダイレクトマーケティング領域での成長強化などを図るのが狙い。取得価額は約2億200万円。なお、業績への影響は軽微としている。

まんだらけ<2652>=切り返し急。4日の取引終了後に3月31日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的としている。効力発生日は4月1日。

セキド<9878>=急反発。同社は4日、韓国ダーマコスメブランド「medicube(メディキューブ)」の日本総代理店契約をAPR社(韓国)と締結したと発表。これが材料視されているようだ。現在は韓国シェアナンバーワンの美顔器シリーズを中心に、全国のバラエティストアや家電量販店での販売を開始。今春からは同ブランドのスキンケアシリーズの販売も開始する予定だとしている。

クシム<2345>=7連騰。連結子会社のチューリンガムが、ドリコム<3793>と共同で開発のブロックチェーンゲーム「Eternal Crypt - Wizardry BC -」に関し、正式リリース版の配信日を7日に決定したと発表した。あわせてゲーム内通貨「Blood Crystal」について、海外の暗号資産取引所であるGate.ioに同日上場し、取り扱いを開始すると公表。これらが材料視されたようだ。ドリコムのIP(知的財産)である「Wizardry」を用いたブロックチェーンゲームでは、プレイヤーは最大36体の冒険者とともにダンジョンの深淵を目指す。ダンジョンから帰還するとゲーム内通貨などを獲得でき、アイテムの購入などに使用できるという。

ウシオ電機<6925>=3日続伸。4日の取引終了後、自社株1600万株(発行済み株数の12.95%)を3月25日付で消却すると発表したことが好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は1億750万株となる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.