2月のISM非製造業景気指数は予想をやや下回る

市況
2024年3月6日 0時22分

*ISM非製造業景気指数(2月)00:00

結果 52.6

予想 53.0 前回 53.4

事業活動 57.2(55.8)

新規受注 56.1(55.0)

雇用   48.0(50.5)

入荷水準 48.9(52.4)

仕入価格 58.6(64.0)

輸出   51.6(56.1)

輸入   54.3(59.9)

()は前回

日本時間0時に発表になった2月のISM非製造業景気指数は52.6と前回から低下し、予想も下回った。新規受注は前回から上昇したものの、雇用指数が基準の50を下回った。仕入価格も大幅に低下しており、インフレの落ち着きを期待させる中身となっている。

発表責任者のニーブス委員長は声明で「回答者の大半は景況感についてほぼ肯定的だが、インフレ、雇用、地政学的対立を懸念している」と述べた。建設、小売、行政を筆頭に14のサービス業が成長を報告している。納期が改善し、受注残の処理も進んでいることから、需給バランスは改善傾向にある。さらに、在庫に関する指標は2022年末以降で最も縮小した。

この発表を受けて為替市場ではドル売りの反応を示しており、ドル円は149円台に下落。一方、米株式市場は買い戻しの反応が見られ、ダウ平均も下げ渋る動きが見られた。米国債利回りは下げ幅拡大。

NY株式5日(NY時間10:17)(日本時間00:17)

ダウ平均   38830.19(-159.64 -0.41%)

ナスダック   15985.35(-222.16 -1.37%)

CME日経平均先物 40100(大証終比:-30 -0.07%)

米国債利回り

2年債   4.541(-0.060)

10年債  4.127(-0.086)

30年債  4.270(-0.083)

期待インフレ率  2.317(-0.028)

※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY 149.92

EUR/USD 1.0874

GBP/USD 1.2728

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.