リッジアイは大きく切り返す、AI関連の大型受注相次ぎ今上期業績予想を増額
Ridge-i<5572>は寄り付きカイ気配スタートで切り返す展開となっている。前週末は目先筋の利益確定売りで9%を超える下げを強いられたが、きょうは一転して買いを呼び込んでいる。同社は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を、人工知能(AI)を使って支援するカスタムAIソリューション事業を手掛けている。足もとの業績は、AI活用コンサルティング・AI開発サービスにおける戦略系コンサルファームとの連携案件と人工衛星データAI解析サービスの両方で大型案件受注が相次いでいるほか、案件の進捗も順調で、売上高が会社側の想定を上回って推移。更に大型案件増加に伴い高収益率を維持し、LLMやサービス開発などの研究開発費増加を吸収、利益面でも当初見通しを上回る好調となっている。前週末8日取引終了後に24年7月期中間期業績予想(単独)の修正を発表、経常利益は2900万円から4800万円に増額した。これを材料視する形で投資資金が流入する格好となった。