株価指数先物【昼】 3万8500円割れでいったんは売り一巡感

市況
2024年3月11日 12時03分

日経225先物は11時30分時点、前日比1020円安の3万8490円(-2.58%)前後で推移。寄り付きは3万8760円と、シカゴ日経平均先物(6月限)清算値(3万8785円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。直後に付けた3万8820円を高値に下へのバイアスが強まり、中盤にかけて3万8500円を割り込んだ。売り一巡後は3万8500円~3万8600円辺りで下げ渋る場面も見られたが、終盤にかけて一時3万8470円まで売られた。

日経225先物は、週末の米国株安の流れを受けて、東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を押し下げるなか、ショートが強まった。また、日銀のマイナス金利解除への思惑から為替市場では円相場が1ドル=146円台と円高・ドル安で推移していることも重荷となった。日経平均株価は心理的な支持線となる3万9000円をキープできなかったことで、ショートを仕掛けやすくさせた。日経225先物は3万8500円割れで、いったんは売り一巡感が高まろう。ただし、25日移動平均線が3万8180円辺りに位置しており、今後、同水準を試す動きが意識されやすい。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.56倍に低下した。朝方に14.46倍まで低下し、支持線として期待された25日線水準を割り込んだ。ただし、金融や輸出関連株などの弱さも目立っており、その後は14.54倍辺りで推移する25日線を上回っている。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.