伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月12日記)
日経平均株価は、現在の下げが2023年10月4日以降の上昇局面の中で、最も値幅の大きな調整と同程度の値幅の動きで終わる場合、下げ幅の目安が1995円幅になります。以前の調整を基準にした下値の目安は、3万8477円です。
昨日、3万8496円まで下げて、下値の目安に接近しているため、本日は一段安となると目標値へ到達することで、下値堅く推移する可能性が出てきます。
本日の価格が反発する場合、寄り付き後の早い時間帯から押し目をつけた後、すぐに上昇を開始する動きになると考えられます。
本日の価格が下げるなら、午前中に一気に2月21日の安値3万8095円まで下げる動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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