DMPが逆行高、生成AI時代に飛躍するエッジAI関連有力株として頭角現す
ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>は全般波乱相場が続くなか、一時5%近い上昇で3400円台半ばまで水準を切り上げ、強さを際立たせている。3次元画像処理技術に長じ、精細な描画に必要なグラフィックスIPコアの開発・提供を行うファブレス半導体企業として存在感を高めつつある。生成AIの市場拡大で消費電力の膨大化やセキュリティーが課題となっているが、その対応でエッジAI技術が注目されている。同社は高精度画像認識エッジAIソフトウェア「ZIA SAFE」を展開し、安全運転支援システム関連の案件獲得を進めている。業績も絶好調で、24年3月期売上高は前期比27%増の29億5000万円と高い伸びで過去最高更新が続く見通し。また、営業利益も2億4000万円予想でこれは前期実績から約9倍の水準となる。