NY為替:米2月CPI予想上ぶれで米利下げ先送りの思惑も

通貨
2024年3月13日 6時50分

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円12銭へ上昇後、147円07銭まで反落したが、再び147円68銭まで反発し、147円65銭で引けた。2月消費者物価指数(CPI)が1月に続き予想を上回る伸びとなったため連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ開始が遅れるとの見方にドル買いが優勢となった。同時に、利下げ軌道を大幅に変える内容ではないとの見方に一時金利低下に連れドル買いが後退。その後、10年債入札が低調で金利が一段と上昇するとドル買いが再開した。

ユーロ・ドルは1.0944ドルまで上昇後、1.0902ドルまで反落し、1.0926ドルで引けた。ドイツの2月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化で、欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測に伴うユーロ売りが優勢となった。ホルツマン・オーストリア中銀総裁のタカ派発言で下げ止まった。ユーロ・円は、161円57銭へ強含んだのち後、160円91銭へ反落。根強い日欧金利差縮小観測が上値を抑制した。ポンド・ドルは1.2808ドルへ強含んだのち1.2746ドルまで下落。ドル・スイスは0.8748フランまで下落後、0.8795フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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