ジャパンMAがS安ウリ気配、11~1月営業益70%減を嫌気
ジャパンM&Aソリューション<9236>がストップ安の水準となる前営業日比700円安の3640円でウリ気配となっている。12日の取引終了後に発表した24年10月期第1四半期(23年11月~24年1月)の単体決算は、売上高が1億3600万円、営業利益が700万円だった。同社は前年同期に四半期財務諸表を作成していないため、決算短信の経営成績の部分に前年同期と比較した増減率の記載はないが、あわせて開示した決算補足説明資料によると、売上高は前年同期比0.5%増、営業利益は同70.1%減となった。減益となったことを嫌気した売りが膨らんだようだ。成約延期となった案件が2件あり、売上高と損益に影響した。会社側によると、第1四半期は成約実績が少なくなりやすく、今後の成約件数は好調に推移する見込みだとしている。