本日の米小売売上高、消費者が慎重になって来たことを示すとの指摘
*米小売売上高(2月)21:30
結果 0.6%
予想 0.8% 前回 -1.1%(-0.8%から修正)(前月比)
結果 0.3%
予想 0.5% 前回 -0.8%(-0.6%から修正)(自動車除くコア・前月比)
きょうは2月の米小売売上高が発表になり、前月比0.6%増となった一方、前回1月分は前月比1.1%減に下方修正された。今回の伸びは予想よりもやや弱かった。エコノミストからは、前回分の修正と相まって、消費者がようやく消費に慎重になって来たことが明らかになったとの指摘が出ている。ただ、労働市場が依然として底堅く推移する中で、個人消費が大幅に鈍化するとは考えていないが、所得の伸びが鈍化するにつれて、労働力が緩和され、その結果、消費に下方圧力がかかると予想しているという。ただ、FRBにとっては歓迎すべきニュースであろうとも述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美