3月14日のNY為替概況
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円44銭まで下落後、148円36銭まで上昇。
米2月生産者物価指数(PPI)が予想を上回りインフレの根強さが証明されたほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが示されたため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退し、長期金利金利上昇に伴いドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0945ドルから1.0881ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は、161円72銭から161円11銭へ下落。
ポンド・ドルは1.2812ドルから1.2731ドルまで下落。
ドル・スイスは0.8782フランまで下落後、0.8839フランまで上昇した。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:20.9 万件(予想:21.8万件、前回:21万件←21.7万件)
・米・失業保険継続受給者数:181.1万人(予想:190.5万人、前回:179.4万人←190.6万人)
・米・2月生産者物価指数(PPI):前月比+0.6%(予想:+0.3%、1月:+0.3%)
・米・2月生産者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、1月:+0.5%)
・米・2月生産者物価指数:前年比+1.6%(予想:+1.2%、1月:+1.0%←+0.9%)
・米・2月生産者物価コア指数:前年比+2.0%(予想:+1.9%、1月:+2.0%)
・米・2月小売売上高:前月比+0.6%(予想:+0.8%、1月:-1.1%←-0.8%)
・米・2月小売売上高(自動車除く):前月比+0.3%(予想:+0.5%、1月:-0.8%←-0.6%)
《KY》