免疫生物研が続急伸、イタリア企業とのOEM契約締結を材料視
免疫生物研究所<4570>が続急伸している。14日の取引終了後、イタリアの303 Pharma社との間でOEM契約を締結し、遺伝子組み換えカイコにより産生された「ヒト型コラーゲン1」を303 Pharmaの自社ブランド製品として提供することになったと発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。免疫生物研はこれまでヒト型コラーゲン1について、審美医療目的の美容機器製品領域など、化粧品分野以外での製品開発や製造のノウハウを持ち合わせていなかった。製薬メーカーや医療機関などのネットワークを持つ303 Pharmaは、ヒト型コラーゲン1を用いた美容機器製品などの開発に成功しており、同社からのOEM製造の依頼を受けたことから、契約の締結に至ったという。