WSCOPEがS安、25年1月期業績予想を嫌気した売りが膨らむ
ダブル・スコープ<6619>がストップ安の水準となる前営業日比150円安の578円に売られ、昨年来安値を更新した。14日の取引終了後に24年1月期の連結決算発表にあわせ、25年1月期の業績予想を開示した。今期の経常利益は8億円を予想。13カ月の変則決算だった前期の経常利益(46億円)を下回る水準となっており、嫌気されたようだ。
25年1月期の売上高予想は500億円で、前期の水準(480億4300万円)を上回る。売り上げは安定的に増加する見込みとする半面、新規ラインの立ち上げ費用の増加を想定。運送費の大幅な増加なども響くという。