個人投資家・有限亭玉介:生成AIトレンドは継続か!?調整後に気になる注目株と思惑株とは【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年3月17日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年3月11日15時に執筆

つい先週まで、玉石混交のAI(人工知能)関連銘柄が物色されておりましたねぇ。まだ赤字の小型ベンチャー企業もあれば、新進気鋭で業績拡大中の銘柄もあるのがAI関連かもしれません。ブームに乗り遅れたくない一心で、高値掴みをしないように気をつけたいもんですな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

強気相場の株高とは言っても、これまでは大型バリュー株へ偏重が目立っておりました。それがようやくAI関連を含む小型株まで物色され始め…た、かと思えば今週は全体相場が調整に入って連れ安となっておりますな。しかし、足元でまだまだAI関連のトレンド継続を予想する向きも多いのではないでしょうか。

AIブームで短期的に動意した後に落ち着く銘柄もあれば、そのまま上値追いで手の届かない場所まで昇っていく銘柄もあります。同関連から急上昇する銘柄が増えれば増えるほど、同じ柳の下のドジョウを狙いたくなるのが投資家の性かもしれませんな。次に飛躍する銘柄がどれなのか監視の目が強まっていく気がしますよ。

言うまでもなく生成AIの市場規模はこの先も拡大傾向であり、一般社団法人電子情報技術産業協会によると、生成AIの世界需要額見通しは2023年の約106億ドルから2030年には約2110億ドルに拡大するとの事。調査機関により数字の差こそあれ、将来的に生成AIを含むAIへの需要は拡大していくという結論はどの機関も一致しているようです。

特に人手不足が顕著でデジタル化が遅れている日本にとって、AIへの需要は諸外国よりも高いのではないでしょうか。労働力不足の業界へ外国から技能実習生を受け入れるのならば、AIなどの機械化を推進すべきではないか。という意見も一理あると考えておりますよ。あたくし達が予想もしなかった銘柄が、10年後に巨大企業になっている未来もあるかもしれませんねぇ…。

昨年6月に上場したARアドバンストテクノロジ<5578>は、底値圏からじわじわと25日線・75日線を上抜いてきました。業績も堅調で、24年8月期は過去最高益を更新する見通しです。同社が提供するAIを活用したDXソリューションも注視しております。

AIに関連したコンサルティングから自社のAI製品などを販売しているTDSE<7046>も、底値圏から出遅れで買われてきた模様。時価総額は100億以下でも、業績はしっかり黒字着地で配当も実施しております。

金融分野に強い独立系情報システム会社であるフォーカスシステムズ<4662>は、短期資金が流入すると一気に動意しました。AIを活用したヘルステック分野でも頭角を現しており、医療AI関連としてもチェックです。

システム障害回避ソフトで定評のあるサイオス<3744>は、生成AIサービス「Azure OpenAI Service」の導入等の技術コンサルティングも手掛けております。22年2月から24年2月まで長らく保ち合いが続いていた同社ですが、今年2月8日の決算後から突然目覚めたように下値を切り上げましたな。次の決算も注視です。

3月8日に決算発表したHEROZ<4382>は、将棋のeラーニング「棋神ラーニング」が好調との事。連結子会社バリオセキュア<4494>の株式減損処理に伴うのれんの一部の一括償却により最終利益は赤字となったものの、営業利益は前年同期比で約2倍に拡大しています。その翌日はストップ安まで売られていましたが、その売りが一巡した折には狙ってみたいと監視中です。

最後はファブレス半導体企業のディジタルメディアプロフェッショナル<3652>です。画像処理半導体「RS1」が好調で、量産ドローン向けカメラモジュールも業績寄与している様子。2月14日の決算発表では経常が通期計画を超過した事から、次の決算まで監視を強めて参ります。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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