シンカの公開価格は1320円に決定、3月27日グロース市場に新規上場
3月27日付で東証グロース市場に新規上場予定のシンカ<149A>の公開価格が、仮条件(1050~1100円)の上限を20.0%上回る1320円に決定した。
同社は、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の開発・販売が主な事業。「カイクラ」はSMS送信、通話録音、ビデオ通話、携帯通話録音及びメール連携などの機能などを備えているほか、顧客情報をクラウドに蓄積しており、例えばオフィスの固定電話に着信があった場合、連携したパソコンやスマートフォンなどの端末の画面に自動で顧客情報や会話履歴メモ、録音記録などをポップアップ表示する。顧客とのコミュニケーションに関して属人化からの脱却が可能となるほか、より円滑なコミュニケーションを実現するとしている。公募株式数46万7000株、売出株式数15万3000株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し9万3000株を予定。主幹事はSMBC日興証券。