NY外為:ドル続伸、FOMCを睨む、米10年債利回りは1か月ぶり高水準
NY外為市場でドルは続伸した。連邦準備制度理事会(FRB)が今週、19日、20日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)を睨む展開。この会合で、FRBは5会合連続で政策金利を据え置く見通し。同時に、最近発表された米国の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため米金融当局者の金利予測分布図(ドット・プロット)では前回12月の平均年内3回の利下げ予想が2回予想に修正されるとの見方も強まりつつあり、米国債相場は軟調に推移した。米10年債利回りは4.336%まで上昇し1か月ぶり高水準。
ドルも堅調推移を継続。ドル・円は149円10-15銭で推移。ユーロ・ドルは1.0905ドルから1.0869ドルまで下落し、7日来の安値を更新した。ポンド・ドルは1.2745ドルから1.2719ドルまで下落し、6日来の安値を更新。
《KY》