トーメンデバが後場に強含み、今期業績・配当予想引き上げで株価刺激
トーメンデバイス<2737>が後場に強含みの展開となっている。22日午後1時に24年3月期の連結業績と配当予想の上方修正を発表しており、材料視されたようだ。今期の売上高予想は150億円増額して3700億円(前期比11.4%減)、経常利益予想を12億円増額して60億円(同8.9%減)に引き上げたほか、年間配当予想は40円増額して200円(前期は年間300円)に見直した。メモリー価格が上昇基調にあるなかで、顧客の購買意欲が堅調に推移した。円安効果が出たほか、取引先の再生計画の認可が決まり、貸倒引当金繰入額の一部戻し入れが発生。これらの影響を業績予想に反映した。