10万円以下で買える、増収増益&低PBR 25社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では257社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(3)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは22日現在)
なお、24日(日)16時00分に「10万円以下で買える、増収増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<6472> NTN 32180 7.2 830000 45.3 17500 0.71
<8346> 東邦銀 37000 1.2 59400 19.4 8000 0.47
<5269> 日コン 41200 3.8 55000 2271 2300 0.61
<5074> テスHD 46300 11.0 38200 8.7 6000 0.78
<4228> 積化成 50000 4.3 130000 141 1700 0.40
<6742> 京三 53700 4.5 75600 41.6 3800 0.74
<5957> 日東精 61800 7.7 48200 23.5 3500 0.70
<6958> 日本CMK 61900 3.8 87000 41.1 3700 0.70
<8864> 空港施設 62300 2.0 26037 25.6 2664 0.54
<4215> タキロンCI 67400 0.2 146000 6.4 6300 0.70
<6644> 大崎電 68200 5.5 94200 165 5000 0.65
<7245> 大同メ 68200 10.8 128000 44.4 4200 0.49
<8860> フジ住 75100 4.8 120000 4.5 6000 0.55
<3978> マクロミル 77400 8.3 44000 58.3 5900 0.78
<7955> クリナップ 78800 3.8 128700 1.1 3600 0.50
<4246> DNC 79400 13.2 165000 242 9800 0.70
<6464> ツバキナカ 81400 0.6 80800 5019 5785 0.60
<5852> アーレスティ 82600 10.0 155000 2240 2200 0.34
<2734> サーラ 83600 5.3 255000 4.2 8200 0.69
<5262> 日ヒュム 90100 3.5 33000 9.4 2300 0.55
<5932> 三協立山 91700 1.2 375000 60.9 5500 0.31
<4097> 高圧ガス 92100 3.9 95000 5.0 6100 0.70
<6118> アイダ 92400 4.7 72000 122 3800 0.70
<9470> 学研HD 95200 12.7 185000 1.9 6600 0.79
<7820> ニホンフラ 96800 9.8 30000 22.0 3250 0.69
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配・配当未定の銘柄は除いた。
株探ニュース