フェイスNWがウリ気配、大型物件の交渉長期化で今期業績・配当予想を下方修正
フェイスネットワーク<3489>がウリ気配を切り下げている。前週末22日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想の下方修正を発表しており、嫌気されたようだ。今期の売上高予想は60億円減額して220億円、最終利益予想は8億5000万円減額して11億5000万円に引き下げた。同社は今期の第2四半期より連結決算に移行している。主力の不動産投資支援事業で、大型物件の条件交渉に時間を要し、今期中の販売が困難となった。年間配当予想はこれまでの71円から42円に見直した。前期の年間配当は1対2の株式分割前の水準で84円だった。