FPGが異彩の7連騰で新値街道、今9月期業績予想上方修正と配当の大幅増額がサプライズに
FPG<7148>の物色人気加速、7連騰と異彩の上げ足で新値街道を邁進している。同社は独立系の金融サービス企業で、投資家から資金を集めてリース案件を組成する事業(オペレーティング・リース)などを展開する。業績は足もと会社側の想定を上回る好調で、リースファンド事業が堅調に推移するほか、国内不動産ファンド事業が好調で収益を牽引、前週末22日取引終了後に24年9月期通期業績予想の上方修正を発表した。営業利益は従来予想の190億円から208億円(前期比14%増)に増額し、2ケタの利益成長を見込む。好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当を従来計画の77円50銭から88円(前期は73円)に大幅増額、これもポジティブサプライズとなった。配当利回りは前週末終値換算で4.3%台と高水準だ。