外為サマリー:神田財務官の円安牽制発言で一時151円00銭台に軟化

通貨
2024年3月25日 10時20分

25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円31銭前後と前週末の午後5時時点に比べて10銭弱のドル安・円高となっている。

22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円41銭前後と前日に比べて20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日の東京市場で約4カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた反動から一時151円00銭まで軟化したが、足もとで堅調な米経済指標が相次いでいることが下支えとなり売り一巡後は下げ渋った。

前週末に米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小が意識され、この日の東京市場はドル売り・円買いが出やすい状況。神田真人財務官が「足もとの円安は経済のファンダメンタルズに沿っておらず、投機によるものだ」「日本経済に悪影響を与えるもので容認はできない」などと述べたことが伝わると、介入警戒感から午前8時10分ごろには151円08銭まで下押す場面があった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0803ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円47銭前後と同40銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.